靴磨き(ステインクリアとクリーム塗り込みブラシ、陰干し)

 

入社(中途)したころから、上役からいつも靴が綺麗だと言われていた。

 

営業マンたるもの、みたいなことを言って胸を張っていたものだ。

 

今思えば、からかわれていたのかもしれない。

 

たいていは新しい靴を買ったか、周りの人の靴が汚れていただけだった。

 

かいかぶられている、その実、運が良いだけか、周囲に見る目がないことに助けられていた。

 

いつまでたっても自分は小物だという染みのような感情は拭えない。

 

今はどうだろう。あれから十年ほどが経った。

 

確かに新しい靴も買う。ただ、修理もするし、磨き方や愛し方も少しずつ変わった。

 

今なら、いつも靴が綺麗だと言われても、俯いたり、必要以上におどけて胸を張ったりしないで良いだろう。

 

今日は全員陰干しした。インソールを外せるものは全て外した。そして、初めて使うステインクリアで茶色の靴を磨く。

 

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ステインクリアは、目から鱗が、靴から黒ずみが、それぞれ落ちた。

 

長年ワックスやクリームを塗り重ねてできてしまった、黒ずんで鈍く光る層が取れた。

 

そして、やや明るめの色の皮肌が現れた。

 

左がステインクリア後、明らかに甲のシワのあたりの風合いが違う。

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この後で茶色のクリームを、これも新たに調達したクリーム塗り込みブラシ。

 

確かにカンヌキや縫い目の段差の角までクリームが入る。

 

しかも布のように染み込まないのでクリームが無駄にならない。

 

そして、いつもは埃を取るだけに使っていた大きなブラシ(多分豚毛)で磨く。

 

いつもよりも綺麗になる。なんというか、ツヤが粘っこい。

 

つやの層が澄んでいて、層に厚みがあって、プルッとした潤いがあるようだ。

 

(埃もかなり拾いそうだ・・)

 

そういえば、今日長男が初めて歩いた。一年と10ヶ月。